インターンプログラム 活動レポート
インターンプログラム 活動レポート②

Art Bridge Instituteのインターンプログラム2回目の活動を行いました。
2回目の活動日に先立ち、インターンメンバーは三ノ輪にあるスペースundōへリサーチに訪れていました。今回はまず、その際のレポートの共有からスタート。
この日は3名がレポートを発表しましたが、三者三様にまったく印象の違うレポートが発表されました。同じ場所で同じ時間を過ごしたはずが、書き手によってこうも内容が変わるものかと全員が驚嘆。それぞれに感想や意見を出し合いました。前回は参加が叶わなかったABIの港ディレクターも参加し、レポートの書き方についてアドバイスをいただきました。

そして『ART BRIDGE』のリーディングへ。今回から毎回リーディングの際にテーマを設けることになり、この日のテーマは「食」。港ディレクターから「今後、地域系のアートプロジェクトには“コミュニケーションとしての食”が欠かせないものとなる。今一度、食に対して深く考えてみてほしい」とテーマについて解説をしていただき、インターンメンバーやABI事務局スタッフそれぞれが「食」についての事例や経験、自身の体験などを話し合いました。「食」という、身近なようでなかなか捉えがたいテーマではありましたが、テーマ設定があったことで議論が活発化し、前回よりもたくさんの意見が交換できたと感じました。
最後は10/24のABIフォーラムに向けてミーティング。それぞれの役割分担も決まり、インターンメンバーも気合十分に当日を楽しみにしています。

室内直美(ABIインターン)
10月8日(木) 18:00〜20:00
3331 Arts Chiyoda

参考
第2回「土地と力」シンポジウム『実りの食卓-コミュニケーションとしての食-』
多摩美術大学芸術人類学研究所

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