ブリッジの作り方シリーズ③  『プラス・アーツ 編』

1/28(水) 19:00-20:30 @3331Arts Chiyoda

「イザ!カエルキャラバン」をご存知ですか?この活動は、次世代を担う子供を中心とした若いファミリーを対象に震災時に必要な知恵や技を身につけてもらうために開発された防災訓練プログラムで、「楽しみながら防災を学ぶ」をテーマに、阪神・淡路大震災の被災者の教訓を基に開発した防災体験プログラムと、美術家・藤浩志氏が展開するおもちゃの物々交換プログラム「かえっこバザール」が組み合わされて誕生しました。
NPO法人プラス・アーツは、「イザ!カエルキャラバン」をはじめ、「教育」「まちづくり」「防災」「福祉」「環境」「国際協力」といった社会の既存の分野に対して、”アート”そのものを持ち込むのではなく、アート的な発想やアーティストの持つ既成概念にとらわれない創造力を導入し、それらの分野が抱えているさまざまな課題や問題を解消し、再活性化させることを目的に活動しています。
今回のブリッジトークでは、NPO法人プラス・アーツ理事長の永田宏和氏をゲストにお迎えし、防災や福祉の現場にいかにアート的な視点が生かされているのか、その成果と可能性についてお話を伺います。

【開催概要】
日 程  1月28日(水)19:00〜20:30(開場18:30-)
場 所  Arts Chiyoda 3331 3F Room302
ゲスト  永田 宏和(NPO法人プラス・アーツ理事長、デザイン・クリエイティブセンター神戸KIITO副センター長)
ホスト  港 千尋(写真家 / 著述家 / Art Bridge Institute代表)
参加料  無料
定 員  先着30名

申 込  要事前申込み 申請フォームより。 申込フォームはこちら>>
主 催  東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
NPO法人Art Bridge Institute

※事前申込は1/27(火)17:00まで。
※お寄せいただいた個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用致します。
※事前申込の段階で定員に達しない場合は、当日受付を行います。受付情報はfacebookページをご覧下さい。

水消火器的当てゲーム

「イザ!カエルキャラバン!」の防災体験プログラム、「水消火器で的あてゲーム」の様子。 火災時の対応や消火器の使い方がゲーム感覚で楽しく学べるプログラム。

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インドネシア版「イザ!カエルキャラバン!」開催の様子。日本では毛布を使ってけが人を運ぶプログラムが、インドネシアではローカライズされ、巻きスカート「サルン」と竹の棒二本を使って担架が作られている。

EARTH MANUAL PROJECT展 会場の様子

永田氏が副館長を務める、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)とNPO法人プラス・アーツが共催した、「防災」をテーマにした展覧会。 日本の神戸や東北をはじめ、自然災害が多発しているアジア地域(インドネシア、タイ、フィリピンなど)の、創造的な防災への取り組みが、その生まれた背景やプロセス、取組み側の姿勢、成果と課題などまで紹介された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


永田 宏和
(NPO法人プラス・アーツ理事長、デザイン・クリエイティブセンター神戸KIITO副センター長)

2005年阪神・淡路大震災 10周年事業で楽しく学ぶ新しい形の防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」を開発したことをきっかけにNPO法人プラス・アーツを設立し、理事長に就任。その後、同プログラムを首都圏、関西圏、などを中心に全国で展開。2007年横浜・BankARTで開催された「防災」と「建築、デザイン、アート」をテーマとした展覧会『地震EXPO』の総合プロデュースを担当。2008年以降も公共施設や商業施設など様々な場所での防災啓発イベントのプロデュースを手掛ける。2007年よりジャワ島中部地震の被災地・ジョグジャカルタで「インドネシア版イザ!カエルキャラバン!」を展開。2010年以降、その活動の輪は中米やモンゴル、ブータン、タイ、フィリピン、ミャンマー、南米チリなどに広がっている。全国各地の自治体等が主催する講演会、研修会の講師や東京ガス、無印良品、三井不動産レジデンシャルなどの企業が展開する防災プロジェクトのアドバイザーも務める。『第6回21世紀のまちづくり賞・社会活動賞』受賞、『第14回防災まちづくり大賞消防科学センター理事長賞』受賞、『第1回まちづくり法人国土交通大臣賞【まちの安全・快適化部門】』受賞。