ブリッジの作り方シリーズ⑥ せんだいメディアテーク  地域文化アーカイブ編

7/30(木) 19:00-20:30 @ 3331 Arts Chiyoda

「ブリッジの作り方シリーズ」では、日本各地で取り組まれているいくつかのアートプロジェクトを紹介し、その主宰者の方や、事務局の方からお話を伺っています。
今回は、「せんだいメディアテーク」から、学芸員の清水チナツさんをお招きします。

せんだいメディアテークは、仙台市にある芸術文化施設/生涯学習施設です。
市民図書館やギャラリー、シアター、スタジオなどを含むこの施設は、美術や映像文化の活動拠点であると同時に、すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、使いこなせるようお手伝いをする公共施設でもあります。
スタジオでは日々、「メディアを通した学びの場づくり」が仙台市域の方々と協働でおこなわれています。その協働団体のひとつに「みやぎ民話の会」という市民グループがあり、40年以上にわたり、宮城県を中心とする民話の聞き取りや記録活動(映像・音声・テキスト)を続けています。

清水チナツさんは「せんだいメディアテーク」の学芸員として、これらの民話を誰もが生かせる共有財産として未来へ受け渡すべく、アーカイブと活用に関する取り組みに力を入れていらっしゃいます。
清水さんをゲストにお迎えし、民話から得られる「学び」と、それを未来へつないでいくことの意義についてお話を伺います。

 

【開催概要】
日 程  7月30日(木)19:00〜20:30(開場18:30〜)
場 所  3331 Arts Chiyoda 3F アーツカウンシル東京ROOM302
ゲスト  清水 チナツ(せんだいメディアテーク学芸員/NPO remo)
ホスト  港 千尋(写真家 / 著述家 / Art Bridge Institute代表)
参加料  無料
定 員  先着30名

申 込  要事前申込 ※事前申し込みは7/29 17:00で締め切りました。会場にて若干席分、当日受付を行いますので、参加ご希望の方は、直接会場にお越しください。
主 催  東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
NPO法人Art Bridge Institute

 

※事前申込は7/29(水)17:00まで。
※お寄せいただいた個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用致します。
※事前申込の段階で定員に達しない場合は、当日受付を行います。受付情報はfacebookページをご覧下さい。

 

 

伝承の語り手による民話語りのDVD制作にむけ、撮影した映像をみながら編集に関する打合せをかさねる

伝承の語り手による民話語りのDVD制作にむけ、撮影した映像をみながら編集に関する打合せをかさねる

完成したDVDはメディアテークの映像音響ライブラリーで視聴・貸出される

完成したDVDはメディアテークの映像音響ライブラリーで視聴・貸出される

完成したDVDを用いて、対話型のイベント「民話 ゆうわ座」を開催

完成したDVDを用いて、対話型のイベント「民話 ゆうわ座」を開催

 

 


 

清水 チナツ
(せんだいメディアテーク学芸員/NPO remo)

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1983年福岡県北九州生まれ。せんだいメディアテーク学芸員。大学卒業後、NPO法人Art Institute Kitakyushuに所属し、地元作家の展覧会の企画運営を行う。その後、インディペンデントキュレーター遠藤水城とともにインドネシアのアートシーン調査、CREAMヨコハマ国際映像祭アシスタントキュレーター、東京・神保町「路地と人」運営メンバーを経て、現職。メディアテークでは、市民(在野の学習者)とともに展覧会企画制作/メディアセンター運営/フリーペーパーや書籍の編集/対話の場づくり/伝承民話の記録活動にとりくんでいる。NPO remoメンバー。