舩木翔平
Shohei Funaki
八王子市由木地域の農業が身近にある暮らし
現在、八王子市由木地域は、多摩ニュータウンの一部で、マンションや住宅が立ち並ぶいわゆるベッドタウンです。元々、農業や酪農が盛んであったこの地域が多摩ニュータウン開発によって様変わりしました。しかし、その開発の中、由木地域の酪農家が中心となり、開発反対活動が始まりました。全てを住宅地にするのではなく、農業や酪農、里山を残し、新しく移り住んでくる住民とお互いに共存出来るような町づくりを提唱しました。その後、4ヘクタールの農地や酪農施設は守られ、多摩ニュータウン開発は、終わりました。2012年からその残された農地で新たに活動を始めたのが株式会社FIOです。FIOで様々なイベントや企画行い、多くの人たちがこの地に集まるようになった活動をご紹介します。
03 畑の中の小さなお店から始まる出来事
11月28日に野菜を販売する新しいお店を作りました。今まで、FIOの野菜を日常的に買える場所が全然なく、FIO立ち上げ以来の課題でした。それを解決するための念願のお店です。

お店の名前は「ジューク・ジューク」と付けました。由木や堀之内の地名や、FIOの名前を入れるより、この場所をもっと知ってもらうためには、この名前が良いのではないかと話し合い付けました。
この地域は多摩ニュータウン開発区域として「多摩ニュータウン19住区」として区分けされ、計画が進められました。ジューク・ジュークの由来は、この「19住区」から付けました。この19住区の一部4.4haに残された、奇跡の里山として多くの人に伝えていこうと思いました。

野菜をただ買う場所ではなく、自分の住んでいる身近なところを好きになってもらえる様なお店作り、魅力の発信をしたいと思います。お店に行きたいと思う場所、商品のほかに、人がいて、お客様と従業員という関係でなく、近所の友人の家に遊びに行く感覚で来ていただける雰囲気が大事だと考えています。野菜を買っていただいたお客様が家に帰り、料理され食卓に並び、その野菜達の話題が少しでも会話になると嬉しいですね。野菜を買う時に野菜を作っている者と話せる楽しさと、家に帰ってからの美味しい喜びを演出したいと考えています。
あと、実際にこのお店で野菜を売っていて思うことは、夫婦で買いに来るお客様が多いことです。スーパーだと、奥さん一人で買うことがほとんどですが、夫婦で「今日の夕飯なにしよう?」と会話しながら、野菜を買えるところって良いですね。

営業時間などはこちら > ジューク・ジューク

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