アルカディリ・モニラ
Monira Al Qadiri
私は現在「Pre-oil」(石油前)「 Post-oil」(石油後)の観点からアラビア湾岸地域の過去と未来をつなげようと制作やリサーチを行っています。特に私の出身地のクウェートでは、Pre-oilの世界は文化的に完全に消されたので、石油の価値がこのまま下がり続けると、国自体が崩壊するという危機感を日々感じています。まるで国が会社化し、我々は国民ではなく株主へと変身してしまいました。新自由主義経済が我々の遺産になり、歴史と合体しました。石油のストーリーを個人的な観点と社会的な側面から取り組みます。
00 プロフィール
クウエート国籍のアーティスト。1983年セネガル生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期課程修了。中東を中心に「悲しみの美意識」やジェンダー問題を取り上げ、宗教と文化的アイデンティティーが失われていく事を作品のモチーフにしている。2013年から「GCC」というアーティスト集団のメンバーになり、翌年ニューヨークのMOMA PS1で個展を行った。現在アムステルダムのアーティストレジデンス「ライクスアカデミー」を拠点としながら、世界各国で展示やレクチャーを行う。
http://www.moniraalqadiri.com/

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