台湾と日本 時代と国を越えた民間写真史研究プロジェクト
台湾と日本 時代と国を越えた民間写真史研究プロジェクト
日本と台湾に散逸した近代写真を協働で調査し、台湾と日本の写真・映像史について両国の資源や情報を共有し学び合うことで、台湾における写真史と、写真というメディアが集合的な記憶に与えた影響について考察する。


プロジェクトメンバー

港千尋(写真家、Art Bridge Institute代表)

龔卓軍(台南芸術大学教授)

張世倫|CHANG Shih-Lun(写真史家)
1975年台北生まれ。評論家、写真史研究者。国立政治大学コミュニケーション学部新聞研究所修士、イギリスゴールドスミス・カレッジ文化研究センター博士課程修了。2020年発行を目指し『台湾写真史論』を執筆中。これまでの主な発表に、台湾博物館「台湾写真史綱」研究計画(2015-2016)、「記録写真の「発明」及び変化」(台北市立美術館「なぜ写真は魅力的なのか?その虚と実、矛盾とほかのもの」講座シリーズ)。学術論文〈台湾「風景」の写真構造:日本植民地時代の写真の歷史研究〉《現代美術学報》33期(2017.5)などがある。

陳佳琦|CHEN Chia-chi(写真史家)
1975年台南生まれ。国立成功大学多元文化研究センター研究員。国立成功大学台湾文学博士(2004-2013)、国立台湾文学館助研究員(2003−2005)。
これまでの主な発表に、台湾博物館「台湾写真史綱」研究計画(2015-2016)、 シンポジウム〈台湾の写真史を書くことの限界と可能性〉(2017年国立台湾美術館「共再生の記憶:台湾の美術史の再構築アカデミックセミナー」に掲載)、学術論文〈写真のアーカイブと画像の現代的な体験:1935年の台湾博覧会の写真展、実践、保存〉《現代美術學報》33期(2017.5)。著書に『台湾撮影家——黃伯驥』(2017)などがある。

堤涼子(研究者)
多摩美術大学大学院美術研究科助手。住まいの屋外空間における生活者のデザインを研究テーマとし、「緑草会編『民家図集』にみる住まいの屋外空間―古写真から分析する住空間デザイン」(査読有、多摩美術大学研究紀要第32号、2018)など、民家など生活空間に対し空間形成の条件や表現を整理することでデザイン学の視座から捉える調査研究を行う。

呂孟恂(通訳・コーディネート)

関川歩(プロジェクトマネージャー)ほか


主催|NPO法人Art Bridge Institute
助成|日本万国博覧会記念基金

フォーラム「写真よ、語れ!」を開催しました
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フォーラム「写真よ、語れ!」を11/14に開催します
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プロジェクト、キックオフ
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