ABI活動を通して生まれたネットワークをもとに、国内外のアートプロジェクトや芸術祭、生きる技術としてのアートをリサーチし、紹介する機関誌『ART BRIDGE』。
最新号『ART BRIDGE06|多孔性世界論』を、2019年3月に発行いたします。

2017年、港千尋が旅をした6つの土地、ウランバートル、佐渡、音威子府、バンクーバー、済州島、台南。
世界を多孔性として眺めると、回路や神経をモデルにしたネットワークとはまるで異なる風景が見えて来ます。
今号の『ART BRIDGE』では、モンゴルの草原から東アジアの島々を経てカナダの森にいたる旅を、写真とテキストでたどりながら、ポーラスな世界の可能性について考えてみたいと思います。
目次はこちら
2014年度に発足したArt Bridge Institute(ABI)も5年目を迎え、
これまで多くのかたにご協力いただきながら、活動を展開してまいりました。
活動の蓄積とともに、お伝えしたい情報も増えてまいりましたので、
2018年9月に「STORY」と「ACTIVITY」ページを中心にウェブのリニューアルを行いました。

今後はプロジェクトのレポートなどを随時更新していきながら、
ABIの活動をアーカイブしていけたらと考えております。

アートディレクション|加藤賢策(LABORATORIES)
デザイン・プログラミング|伊藤博紀(LABORATORIES)
ブリッジトーク ブリッジのつづけかたシリーズ1 ブラジル・ディアスポラ編
更新日:2018.02.17

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※イベントは終了しました。
平成30年4月12日(木) 19:30 - 21:00 @3331 Arts Chiyoda アーツカウンシル東京ROOM302


ブリッジトークは、Art Bridge Instituteディレクターの港千尋がホストになり、ゲストをお迎えして展開するトークイベント。
今回は、岡野道子さんをゲストにお迎えします。

さまざまな歴史的背景により、世界各国に暮らす日系「ディアスポラ」(移民、植民、その子孫)。
ロサンゼルスにある「Japanese American National Museum(全米日系人博物館)」で、2017年9月から2018年2月まで、「トランスパシフィック・ボーダーランド:リマ、ロサンゼルス、メキシコシティー、サンパウロにおける日系ディアスポラのアート」展 が開催されました。
この展覧会では、数多くの日本人が移住したペルー・アメリカ・メキシコ・ブラジルの日系人アーティストの作品が紹介され、それらにはアメリカ各地の日系人の経験およびアイデンティティーが直接的、比喩的、そして抽象的に反映されています。

ブラジルパートをキュレーションされた岡野さんに、展覧会についてご報告いただきながら、ラテンアメリカおよび南カリフォルニアのラテンアメリカ・コミュニティーの日系アーティストの活動についてお話をお聞きします。


【開催概要】
日 程  4月12日(木) 19:30〜21:00(19:15 開場)
場 所  アーツ千代田3331 3F アーツカウンシル東京ROOM302
ゲスト  岡野道子(サンパウロ連邦大学 美術史学部 アジア美術学科助教授)
ホスト  港千尋(写真家、著述家、Art Bridge Institute ディレクター)
定 員  30名
参加料  1,000円 ※NPO法人Art Bridge Institute会員のかたは無料

申 込  要事前申し込み。申し込みフォームはこちら
※定員になり次第、お申し込みは締め切らせていただきます。

主 催  NPO法人Art Bridge Institute
協 力  アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)


※お寄せいただいた個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用致します。
※事前申込の段階で定員に達しない場合は、当日受付を行います。受付情報はfacebookページをご覧下さい。
Oscar Oiwa|BRAZIL
Kenzi Shiokava|LOS ANGELES
Yuiko Rojas Moriyama|MEXICO
Pattsy Higuchi|PERU
岡野道子|サンパウロ連邦大学美術史アジア美術学科助教授。サンパウロ大学大学院の日本語・日本文化研究所客員講師。アジア美術研究グループのコーディネーター。サンパウロ・カトリック大学にて博士号(コミュニケーション&記号学)取得。著書に『間:日本におけるはざまの美』(2011年)『間部学』(2013年)など。日系ブラジル人のアーティストを中心に、日本と西洋間でのアートやアーティストの移動、移住、交流による影響関係について研究している。キュレーションに関してはブラジル、パラナ州、クリチーバ市のオスカーニーマイヤー美術館での「日本再訪: (非)共通のまなざし」展 “InCommon Gaze: Revisited Japan” (2016年) 及びロサンゼルス、Japanese American National Museum (全日米日系博物館)での「トランスパシフィック•ボーダーランド•リマ、ロサンゼルス、メキシコシティー、サンパウロにおける日系ディアスポラのアート」展 」(2017・2018年)に参加。


港千尋|Art Bridge Instituteディレクター。1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科教授。記憶、イメージ、群衆などをテーマに、映像人類学をはじめ幅広い 活動をつづけている。近著に『芸術回帰論』(平凡社新書、2012年)、『ヴォイドへの旅』(青土社、2012年)、『ひょうたん美術館』(牛若丸、2014年)『革命のつくりかた』(インスクリプト 2015年)『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』(芹沢高志との共著 ABI+P3 共同出版プロジェクト、2016年)。最近のグループ展に『近未来的交陪』(蕭壠文化パーク 台湾台南市 2017年)など。台北ビエンナーレなど国際展のキュレーションも行い、2007 年には第52回ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2016の芸術監督も務めた。



【Art Bridge Institute (ABI) について】
http://stg.a-b-i.info/
Art Bridge Instituteは、アートが現代社会において地域やジャンルを横断しながら、人と人のつながりを作り出してゆくことについて、その研究や実践に取り組んでいます。
地域や分野を越境・連携し、新しい価値観を創造する人々へのリサーチや、それらの活動の間に橋をかけていくネットワーキング活動を行っています。
KIITO BOOK CLUB 3「わたしたちの本の届け方とその先」+古本市開催
更新日:2017.12.26

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※イベントは終了しました。
「言葉の宇宙船がやってくる~KIITO BOOK CLUB」(主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸、ABI+P3共同出版プロジェクト)のプログラムとして、トークイベント+ミニ古本市を開催します。


KIITO BOOK CLUB 3「わたしたちの本の届け方とその先」
日時:2018年1月14日(日)15:00-17:00
登壇:芹沢 高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長)、坂田太郎(P3 art and environment リサーチャー/サイト・イン・レジデンス)、コウベボーダーズ
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 2Fライブラリ
参加:無料
定員:30名(先着順)
主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸、ABI+P3共同出版プロジェクト

『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』完成後の届け方や活動について紹介しながら、今後の可能性を考察します。
ゲストに、神戸市内の古本屋6店舗からなるユニット「コウベボーダーズ」を迎え、神戸を拠点にしたコレクティブとしての「届け方」についてもお伺いします。
参加申し込み・詳細は<こちら>



ミニ古本市
神戸市内の古本屋6店舗のユニット「コウベボーダーズ」の小さな古本市!各店の個性がみえるバラエティに富んだ古書たちが並びます。各店舗が「言葉の宇宙船」にちなんで選んだコーナーも設置します(トンカ書店はこちらのコーナーのみ参加)。
本の作り方や出会い方を考えてきたABI+P3共同出版プロジェクトも蔵書を特別放出予定!お気軽にお立ち寄りください。

申込不要・入退場自由
出店:コウベボーダーズ(ワールドエンズ・ガーデン / 1003 / エメラルドブックス / 蚊帳文庫 / honeycombBOOKS*)、ABI+P3共同出版プロジェクト
詳細は<こちら>
上野公園スタディーズ レクチャー03「上野公園で"公共空間"について考える」
更新日:2017.12.26

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※イベントは終了しました。
豊かな自然と、たくさんの史跡や近現代の名建築、さらに大学、ミュージアム、動物園が集う「上野公園」。
その上野公園について学びながら、魅力を発信していく上野公園スタディーズ レクチャーシリーズを、Art Bridge Instituteが企画・運営しています。

第3回目は、歴史学者の木村直恵さんをゲストにお迎えします。
「自然」「自由」「恋愛」など、いまは当たり前のように使っている言葉の多くは、明治期に近代化を推し進めるために、西洋から輸入した翻訳概念であることは有名です。「社会」もそのひとつ。この言葉がどのように日本に輸入され、私たちはいかにその概念を理解し、そして誤解して、いまに至っているのか。木村さんは、近代日本における社会概念と公共圏の編成をテーマに、「社会」や「公共」といった概念を日本語世界の想像力がどのように捉えてきたのかを探究しています。

「歴史を学ぶことは、わたしたちが日頃当たり前だと思っている”常識”の起源が意外に新しいものであることを知ったり、思いがけないようなかたちで営まれてきた人間の生や思考との遭遇の連続です。自分を成り立たせている”条件”を知ることによって、より柔軟に、自由に未来について考える力を得ること」が歴史研究の持つ可能性だと語っています。

「公園」と「社会」にはさまざまな人々が集い交わる、ひらかれた、公共の場という共通点があります。 “公共”の持つべき精神とは何か。ひらかれた空間とはどのような状態なのか。 社会概念の成立と、上野公園をはじめとする近代の「公園」の歴史が交差する地点から、これからの公共空間について考えを深めたいと思います。


《開催概要》
場所:東京文化会館 小会議室1 <地図はこちら> 
   ※ 地図内の「25 事務局・保健管理センター」です
日時:2018年1月23日(火) 19:00-21:00(受付18:45〜)
定員:30名 ※先着順・定員に達し次第お申し込みを締め切らせていただきます
参加:無料

《申し込み方法》
事前申し込み制
※定員に達しましたので、参加申し込みを締め切りました。

《登壇者》
木村直恵(歴史学者)
1971年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得終了。2000年から京都造形芸術大学専任講師。2003年から学習院女子大学国際文化交流学部専任講師、現在、同大学准教授。専門は、日本近代史・文化史。
主な著書・論文は『〈青年〉の誕生――明治期日本における政治的実践の転換』(1998年、新曜社)。「「開国」と「開かれた社会」」『現代思想・臨時増刊・特集-丸山真男』(2014年8月、青土社)。「「社会学」と出会ったときに人々が出会っていたもの――日本社会学史の原点について」『現代思想・特集-社会学の行方』(2014年12月、青土社)など。

《お問い合わせ》
上野「文化の杜」新構想実行委員会 事務局
TEL: 03-5834-2396 (平日 10:00 - 17:00)
URL: http://sukifes.tokyo/

《主催》
上野「文化の杜」新構想実行委員会、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

《企画》
NPO法人Art Bridge Institute