原亜由美
原亜由美
Ayumi Hara
土地 / 記憶 / 移民
わたしの故郷である新潟県新発田市の「写真の町シバタ」は、まちの記憶を紐解いて土地に結び直す写真プロジェクトだ。ひさしぶりに戻った故郷で、偶然かかわるようになった小さなプロジェクトから見えてきたのは、干拓地の風土を背景とし、明治期に連隊駐屯地として写真文化を育み、海外移民を多く送り出した進取の土地であるという、わたしの知らなかったイメージだった。まちに眠っている写真のエピソードは、海を越え、時間を越えて、離れた土地の記憶へと連なる。プロジェクトを通じて出会った記憶の指し示す土地へと旅をし、その所感を書き留めていく。

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00 プロフィール
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01 夏と記憶の欠片
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02 土地と向き合う
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03 照らされること
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04 リトアニアとハワイ
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05 記憶の居場所
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